カレンデュラの物語
傷、ケガにはお任せあれ!
ホメオパシーの抗生物質とも言われるカレンデュラは
キク科の植物です。
キンセンカやマリーゴールドと聞けばピンとくる方も多いですね。
2月にもなれば園芸店でキク科の花々が沢山見られるように
なりますが、ぜひカレンデュラを探してみてください。
主に傷ついた皮膚に効果を発揮します。
傷口を丁寧に流水できれいにして、
それでも心配ならば、水に薄めたカレンデュラのマザーティンクチャや、
クリームを使ってあげましょう。
傷が深く、治るのに時間がかかりそうならば、
レメディも使ってあげましょう。
体の中の治る力をプッシュしてくれます。
マザーティンクチャやクリームはあくまでも外用薬で、
より物質に近い成分を含むので対処療法的な使い方になりますが、
レメディになると30cというポテンシーになり、
物質を含まないものになります。
なのでより深く体に働きかけてくれますね。
日常では、
転んですりむいてできた傷、
あかぎれでできた傷、
何かで切ってしまった傷、
痒くてかきむしってできた傷、
動物に引っ搔かれた傷、
あせもで痒くて痛い傷、
そして、軽い引っ掻き傷より、
血が出てしまうようなもう少し深い傷にも
もってこいのレメディです♪
慢性疾患をお持ちの方で、小さな傷が広がって
治りづらいことがあります。
そんな場合でも使ってみてください。
傷ができても大丈夫!と一安心できるはずです♪
マテリア・メディカ
全体の特徴:口の開いた、破れた、切れた、裂けた、化膿している傷に。Calendulaをお湯に溶かし綿を浸して産後患部にあてがうと患者をとても癒す。
悪化:寒い期間
好転:歩き回る、じっと横たわる
精神:非常に神経質、すぐにびっくりする
頭部:脳に重みがかかっている
目:涙嚢(るいのう:鼻の付け根あたり)の膿漏
耳:鋭い聴力
鼻:多量の緑色の分泌物
喉:顎下腺(がっかせん)の痛みを伴う腫脹
胃:胸のむかつき、喫煙者のしゃっくり
腹部:みぞおちの膨張
女性:鉗子分娩後の多量で不快な分泌物
背中:右肩甲骨周辺の打撲したような痛み
皮膚:黄色い
熱:悪寒、外気に対して非常に敏感
関連レメディ:Arn. Bell-p.
補完レメディ:Hep.